ある利用者さんから嫌われてしまっています

Q.介護を担当している利用者から「嫌い」とはっきり言われました

高齢者施設で勤務をしている30代男性です。
以前までは別の会社に勤めていましたが、激務のために体をこわしてしまったことで退職をし、中途採用として現在の施設に就職しています。

施設ではきちんと学校を出て資格を持っている介護士の方が多く、私は年齢が高いものの教えて貰う立場にあります。
自分としては少しでも早く仕事を覚えようと頑張ってきたつもりですが、それでも介護を受ける利用者さんの中には私の介護サービスに不満を持つ人もいるようです。

同僚の介護士はほとんどが女性なので体格の大きい人は力のある私が担当することになっているのですが、その中の一人にどうやらひどく嫌われてしまっているようなのです。

その人は80歳以上の女性利用者さんなのですが肥満度が高く、自力で排泄や着替えができないため身の回りのほとんどを私が担当します。

しかしここ最近私がその人の近くに行くと露骨に嫌な顔をしたり、「お前以外の人にサービスを受けたい」といったようなことを言ってきます。

もともと気難しい性格の人らしいので覚悟はしていたのですが、正直下の世話までをするのにそこまで悪く言われるというのは心外でとても傷つきます。
どういった対応をしていくべきなのでしょうか?

A.ご機嫌をとらずにしっかり仕事をしましょう

高齢者さんの中には家族関係や持っていた性格により、かなり気難しい人も見られます。
セクハラやモラハラといった暴力・暴言行為がある人ならば事業所管理者に訴えることで改善をしていくことも期待されますが、性格の合う合わないだけでは施設に改善を願い出ることは難しいでしょう。

介護サービスを受ける利用者がスタッフを嫌うときによくあるのが「過去に乱暴な扱いを受けた」という経験です。
質問者さんは施設でも少ない男性スタッフであり、かつ途中から介護の仕事をされた人ということですので、もしかしたら仕事が不慣れな時期にその利用者さんに対して何か痛みのあるサービスをしてしまったのかもしれません。

ある程度利用者さんと信頼感があればどこに問題があるかを尋ねることもできますが、既に嫌悪感を示されるレベルになっているようなら再び信頼感を回復するのは簡単ではありません。

そこで仕事をする時にははっきり「仕事だから」と心を決めて、その上で相手に対してサービスをしていくのがよい方法です。
無理に好かれようとしておべんちゃらを使うよりも、「あなたが私を嫌っていることはわかりますが、仕事として介護はきちんとします」という毅然とした態度をとった方が余計なトラブルを回避できます。

ただしその場合しっかりプロの仕事として相手に痛みや不快感のないようにしていくことは忘れないようにしてください。