レクに参加したがらない利用者さんがいます

Q.レクリエーションが始まるといなくなる人がいます

現在勤務をしている介護施設内に一人、レクリエーションをかなり嫌がっている高齢者がいます。
他の高齢者の方の間ではレクリエーションは概ね評価は良好で、特に女性利用者の方は毎日のレクリエーションを楽しみにしてくださっている人も多いようです。

レクリエーション嫌いの高齢者さんは男性で、施設への入所歴もそこそこ長いのですが、ここ最近特にその嫌い方が露骨になってきたように感じます。

レクリエーションをするときには参加をする人たちの身体能力や好みをあらかじめ調べ、そこから年間計画を作っていくのですが、他の人にとっては楽しいレクリエーションもその方だけにとっては面白くないものに思えるようです。

入所したばかりのときにはふさぎがちであった人がレクリエーションを通して明るくなっていったという例もありますので、介護職員である私としてはその方にもぜひ参加をしてもらい、心身の健康を取り戻してもらいたいのですがうまく勧誘することができません。

むしろ私たち職員が参加を呼びかければ呼びかけるほど頑なに拒絶をするようにも感じられます。
こうした利用者さんはどういった理由で拒否をしているのか、またできるだけ参加をしてもらうよう呼びかけるにはどのように対応をしていくべきか教えてください。

A.場の雰囲気と本人の性格を尊重して

高齢者の入所施設ではたくさんの人が同じ場所で生活をしていくことになるので、どうしてもこのような好みの合う・合わないの問題は出てきてしまいますよね。

もともとの性格が社交的で大勢で一緒に楽しむことが好きという人なら施設のレクリエーションも積極的に楽しめるのでしょうが、残念ながら全ての人がそうした性格をしているわけではありません。

レクリエーションが好きではないという高齢者さんの場合、自分から輪に入るのが苦手であったり、昔から一人で過ごす方が好きだということが考えられます。

ただ気をつけたいのがそれまでは積極的に参加をしていたはずの人が急に参加を嫌がるようになった場合です。
レクリエーションへの参加はそのまま生きるための意欲につながりますので、もしかしたら病気などが悪化したことにより何かに取り組みたいという意欲が減退してしまっているのかもしれません。

逆に以前からあまり好きそうではなかったという人の場合、無理やり参加をさせるのもストレスになってしまうことがあります。
もし相談できる信頼関係があるなら、レクリエーションそのものが嫌なのか、それとも人間関係の問題があるのかといったことを尋ねてみてください。

特に理由なく嫌がるようなら、その人だけレクリエーションの時間を他の入浴などの時間に割り振るということもおすすめです。